AG.MSC北海道 ダートトライアル
Photo & Reprot 北の通信社 前田 進
2020年JAF北海道ダートトライアル選手権 第5戦
2020年JMRC北海道WinmaXダートトライアルシリーズ 第5戦
2020年JMRCオールスター選抜
オートスポーツランド砂川ダートコース
2020.7.26
北海道ダートトライアルは全7戦が予定されていたが、第2戦は延期、第4戦は中止、一か月前に第3戦が開催された、そして今回、第5戦(実質的には第3戦)が開催された。例年であればシリーズ戦後半に入る所であるが、1戦減った為に今戦が折り返しの一戦である。会場はオート―スポーツランド砂川。
比較的気温の低い天候が続いていたが、一時暖かくなったが、この日はすごしやすい気温、一部の地域では若干の雨もあったようだ。が、会場周辺の天候は晴れ、気風も微風であった、
コースは一部水溜りはあるものの状態としてはドライで、少し土埃の滞留もあったがコンディションは良好であった。
コースはスタート後ストレートでスピードをのせ、ゆっくりと左に折れさらに左に曲がり下の段に降りうねったコースをなぞり、左に回り込み、上って左、そして右に回り、中速コーナーから右に折れ、左・左と回り込みゴールとなる1.8Kmのコースである。
2020年JAF北海道ダートトライアル選手権 第5戦
2020年JMRC北海道WinmaXダートトライアル シリーズ 第5戦
(チャンピオン クラス)
RWD (エントリー 4台)
1本目、古谷欣竹BRZがまずは1分37秒、続く柴田純はビートを極限まで攻め込むが1分47秒、吉川高利BRZは1分43秒、和泉泰至トヨタ86は動きを抑えた走りで古谷にコンマ6秒の遅れとなった。
2本目、古谷は自己タイムを2秒削る1分35秒を出し首位を保った、柴田、吉川も共に約4秒短縮、和泉は1本目よりアクションは大きい走りで自己タイムを2秒以上短縮して古谷を逆転して、今季3勝目を計上した。
1 位 和泉 泰至 トヨタ86 01′35″081
2 位 古谷 欣竹 BRZ 01′35″269
FF-1 (エントリー 12台)
1番手の森元茜はシビックでのFF2・4WD1クラスからマシンをスイフトに変えて参戦まずは1分41秒を記録、1台置いて今田恭嗣も今季に入りFF2・4WD1のインテグラからスイフトに変更、巧なドライビングで1分38秒をマーク、藤原稔広スイフトは1分42秒、左近弘道スイフトが1分39秒で今田に迫る、ラスト棚瀬昌樹スイフトが1分41秒で森元に続く4位に着けた。
2本目、森元は1秒更新、続く岡直貴ストーリアが1分39秒で2位にジャンプアップ、しかし今田はコースに逆らわないシュアーな走りで一挙に1分36秒を出してトップをキープ、藤原は5秒以上短縮し今田にコンマ3秒差に迫る、終盤に入り内山壮真スイフトも1分36秒台で今田に0.07秒差で2位に喰い込めば、左近は内山に0.02秒差で3位、ラスト棚瀬も36秒台、藤原を0.02秒交わして4位に入ってきた。
1位の今田から、5位までの差は、0、376秒で、拮抗した戦いであった。
1 位 今田 恭嗣 スイフト 01′36″363
2 位 内山 壮真 スイフト 01′36″433
3 位 左近 弘道 スイフト 01′36″454
4 位 棚瀬 昌樹 スイフト 01′36″721
5 位 藤原 稔広 スイフト 01′36″739
6 位 岡 直貴 ストーリア 01′39″093
FF-2・4WD-1 (エントリー 9台)
1本目、2番手の徳山優斗スイフトが1分35秒をマーク、第1戦優勝の内藤修一スイフトは鋭い切り込みで1分34秒を記録、川口昭一インテグラはコースをなぞる走りで1分33秒とラップを書き換える、ラスト原宴司ストーリアはマシンをイージーに動かし1分31秒で後続を突き放す。
2本目、各車順当にタイムを更新していく、徳山は3秒更新しセカンドポジションに入れる、菊地真セリカも鋭いカッティングで4秒短縮し3位に喰い込む、しかし内藤が即座にポジションを入替えてきた、川口も2秒以上削って原のタイムを更新するが、その原は自己タイムを2秒半圧縮し第2戦に続き2連勝を手中にした。
1 位 原 宴司 ストーリア 01′29″519
2 位 川口 昭一 インテグラ 01′31″757
3 位 徳山 優斗 スイフト 01′32″305
4 位 内藤 修一 スイフト 01′32″657
5 位 菊地 真 セリカ 01′33″606
4WD-2 (エントリー 7台)
1本目、1番手の前寺博篤インプレッサが1分33秒、続く板岡史朗ンプレッサは1分32秒、高山繁インプレッサは1分31秒、伊藤上司ランサーは1分29秒と走る順に従ってラップが書き換えられていく、古沢聖樹インプレッサは若干遅れ1分30秒、五十嵐貴右ランサーは1分28秒、ラストは島部亨ランサーはコースに沿った走りで五十嵐をコンマ2秒弱交わしてトップに立った。
2本目、板岡は自己タイムを3秒近く短縮する1分29秒で4位に入る、伊藤は27秒台に入れトップを奪う、だが五十嵐が即座にコンマ6秒差で首位を入れ替えれば、島部はトラックションの効かせたスムーズな走りで、1分26秒台を出して今季2勝目を挙げて、第2戦に続き2連勝を飾った。
1 位 島部 亨 ランサー 01′26″429
2 位 五十嵐 貴右 ランサー 01′27″368
3 位 伊藤 上司 ランサー 01′27″998
4 位 板岡 史朗 インプレッサ 01′29″400
2020年JAF北海道ダートトライアル選手権 第3戦
2020年JMRC北海道WinmaXダートトライアルシリーズ 第3戦
2020年JMRCオールスター選抜
(ジュニア クラス)
AT-2 (エントリー2台)
1本目は古川雅徳プロボックスがリードしたが、2本目は中村卓司インプレッサが自己タイムを2秒半更新して優勝した。
1 位 中村 卓司 インプレッサ 01′50″257