チボー ダート アタック
Photo & Reprot 北の通信社 前田 進
2020年JAF北海道ダートトライアル選手権 第3戦
2020年JMRC北海道WinmaXダートトライアルシリーズ 第3戦
2020年JMRCオールスター選抜
オートスポーツランド砂川ダートコース
2020.6.21
北海道のモータースポーツ界も、日本はもとより世界的な新型ウイルスの影響により、ほとんどの競技会が延期及び中止となっていましたが、終息には至ってはいないが、感染拡大防止策を強化し、営業自粛の緩和やイベントが再開しつつあります。
そうした社会的環境に鑑み、北海道ダートトライアルシリーズ戦の第3戦(実質的には第2戦)が開催された。 会場はいつものオートスポーツランド砂川である。
1月下旬に第1戦が開催され、その後3月には全てのイベントが延期の決定となり、6月に第3戦の開催が決定、第2戦は8月に延期、弟4戦は中止、全日本戦は8月開催、それ以降は当初の予定通りの様相である。
全国的には梅雨の地域もあるようだが、今年の北海道は雨が非常に少なく、5月末から6月上旬は異常な暑さの日もあったが、ここにきて低温続きである。
競技会前夜に若干の雨があり、土埃は抑えられ、コンディションは上々、2ヒート目も路面の変化は少なくタイムが更新されていた。
コースは左周りで、スタート後ストレートでスピードをのせ、左に折れながら下の段に下り、うねりながら右コーナーからに左回り込み、上の段に戻り左に折れ、今度は右に回り込み、緩やかにうねり、最後は左に回り込んでゴールとなる1.50Kmだ。
開催までの期間が短かったせいもあってか、エントリーは例年の約半数というのは致し方のないところではあるが、少なくとも元の台数に戻ってほしいものである。
2020年JAF北海道ダートトライアル選手権 第3戦
2020年JMRC北海道WinmaXダートトライアル シリーズ 第3戦
(チャンピオン クラス)
RWD (エントリー3台)



エントリーは3台、1本目、1番手は吉川高利BRZが1分33秒、続く古谷欣竹BRZはエンジンが不調の様で1分35秒、和泉泰至86は危なげない安定した走りを見せ1分28秒でトップに立った。
2本目、吉川は自己タイムを1秒以上短縮、古谷はエンジンが復調したが和泉には僅かに届かず、和泉は若干オーバーな動きとなったが約2秒縮める1分26秒をマークして今季2勝目を挙げた。
1 位 和泉 泰至 トヨタ 86 01′26″402
2 位 古谷 欣竹 BRZ 01′28″790
FF-1 (エントリー3台)



1本目、1番手の安芸留美子ヴィッツは1分37秒、佐藤彰純スイフトは1分40秒、田丸豪スイフトは積極果敢な走りで1分29秒を記録し首位に立った.
2本目、安芸は同タイム、佐藤は6秒アップさせるが田丸に届かず、田丸はしっかりインをキープしつつもスピードを殺さないコーナリングで1分27秒を記録し今シーズン初優勝を飾った。
1 位 田丸 豪 スイフト 01′27″582
2 位 佐藤 彰純 スイフト 01′34″744
FF-2/ 4WD1(エントリー7台)





1本目、まずは土佐岡慎セリカの1分31秒、森元茜シビックが1分30秒、中村つよしシシビッが1分28秒、昨年のFF-1シリーズチャンピオンの内藤修一スイフトは1分27秒、川口昭一インテグラも1分27秒だが内藤にコンマ差でリードと順次ラップを書き換えていく、ラストは昨年のシリーズチャンピオン原宴司ストーリアはポイントを押さえ走りで1分23秒を記録し2位以下に大きくリードを取った。
2本目、中村が1分25秒で2位に食い込んできた、内藤は24秒で即座に中村を押し下げた、今度は川口がコンマ差で内藤をラップ、原は自己タイムの更新幅こそは少なかったが2位の川口に1秒半の差を着けて今季初優勝を決めた。
1 位 原 宴司 ストーリア 01′22″731
2 位 川口 昭一 インテグラ 01′24″271
3 位 内藤 修一 スイフト 01′24″347
4 位 中村 つよしシ シビック 01′25″711